PMSを知って症状改善に役立てよう【日常生活から正す治療】

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原因はストレスかも

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そのイライラ、どこで治す

最近はすっかりPMSという言葉も定着してきて、生理前の不快症状をそのままにしておかずに治そう、という前向きな人も増えてきました。しかし、クリニックでホルモン療法をしているのに、どうもイライラがおさまらない、怒りっぽくて情緒不安定になってしまう、そんな症状に悩まされている方は、もしかしたらストレスのせいかもしれません。ストレスを取り除く治療を受けてみませんか。PMSには大きく分けて、イライラする、憂鬱になるなどの精神症状と、乳房が張る、肌荒れするなどの身体症状があります。PMSは元々ホルモンの分泌の変動から起こると考えられていますが、それにストレスやその人の性格、生活習慣などが加わると、よりその症状を悪化させてしまうのです。ですから、ホルモン療法を試みているのに今一つ憂鬱な気分が抜けない、などということがあったら、抗不安薬などの精神を安定させる働きがある薬で治療してみるのも、一つの有効な手段と言えます。また、カウンセリングを受けて日頃の生活や気の持ち方に対するアドヴァイスを受けると、意外に効果を実感できるのではないでしょうか。PMSは病気ではありません。精神的、肉体的に自分の身体と向き合い、アプローチしていくことで、きっとその症状は和らげることができます。イライラすると感じたら、まずはカウンセリングを受けてみませんか。

カギを握るセロトニン

PMSには頭痛などの身体症状の他に、気分的に落ち込んでしまうなどの精神症状も数多く見られ、しかもストレスなどによって症状が重くなることがよくあります。こんな時にはホルモン療法も有効ですが、抗不安薬など精神薬の助けを借りたり、カウンセリングを受けることが効果的に働いてくれます。そもそもなぜPMSになると精神症状が強く出てしまうことがあるのでしょうか。これは、一つにはセロトニンの分泌量が減るためと考えられています。セロトニンには気分を落ち着かせたり、安定させたりする働きがあり、この物質が足りなくなると、情緒が不安定になるのです。抗不安薬にはこのセロトニンの量を増やす働きがあるのです。また、ストレスがかかるとPMSが悪化することはよく知られていますが、このストレスを軽減させてくれるのも、セロトニンによるところが大なのです。つまり、セロトニンが不足するとよけいにストレスを感じやすくなり、ストレスを感じるとセロトニンが減って、という負のサイクルに陥ってしまうのです。ですから、カウンセリングを受けてストレスを軽減することは、この負のサイクルを断つことでも大切な意味があると言えるでしょう。ちょっとしたことでも影響を受けてしまうデリケートな女性の身体、いろいろな面から労わってあげましょう。