PMSを知って症状改善に役立てよう【日常生活から正す治療】

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月経前の心と体をチェック

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ホルモン変動と不定愁訴

イライラ、涙もろくなる、落ち込みやすいなどの精神症状、あるいは頭痛や肩こり、むくみや肌荒れ、さらには過食、疲労感などの肉体症状でお悩みの女性の皆さん、その症状に一定の周期はないでしょうか。排卵前後から月経が始まるまでの時期に、精神的、肉体的症状が現れてくる場合、PMSの可能性を考えてもいいかもしれません。PMSとは日本語で月経前緊張症候群と言い、女性ホルモンの影響で出現する不定愁訴全般を言います。症状が多様なので背後にホルモン変動があることを気づかない方も多いのですが、PMSの症状だと理解することは改善の一歩へつながります。自分の症状に周期性がないか、人とトラブルを起こす時に月経周期はどうなっているか、チェックしてみましょう。PMSは自己改善できるものから、婦人科や心療内科での治療が必要な症状まで様々です。つらい方は迷わず婦人科へ相談に行きましょう。精神症状がひどい場合、そこから心療内科へ行かれる方も少なくありません。いずれにしてもPMSであることを認識することが大切です。PMSはいくつか悪化の引き金になる要因があることがわかっています。次の章で悪化要因を踏まえた上でのセルフメンテナンスを考えてみましょう。

セルフメンテナンスで改善

まず悪化を左右するのが性格です。同じ症状でも明るくとらえている人とつらくとらえている人では、感じ方が大きく変わります。生真面目な人、がんばり屋さんは、なるべくこの時期はリラックスして過ごしましょう。次にストレス。仕事、家族や恋人との人間関係なども大きく影響します。PMSのことを理解してもらうだけでも、症状は緩和されるものです。また人間関係だけでなく、季節によってひどくなることも。特に太陽を浴びることによってつくられる幸せを感じる物質・セロトニンが、冬は日照時間の影響で少なくなりがち。なるべく朝日を浴びることを心がけましょう。また、食事も悪化を防ぐ大切な要素です。栄養バランスの欠いた食事や、不規則な食事時間は、自律神経を混乱させますから要注意です。特にPMSの悪化と関係があると言われているのがカフェインです。月経前はコーヒーやチョコレートを控えめ目にしてみましょう。規則正しい生活や適度な運動は自律神経を安定させ、セロトニンの生成をうながします。特にウォーキングやダンス、水泳などのリズム運動はセロトニンが増えると言われているので、おすすめです。ヨガも一定のリズムで呼吸をしますので良いとされています。