PMSを知って症状改善に役立てよう【日常生活から正す治療】

女性

月経前症候群の内容

悩む女性

ホルモンバランスの崩れ

生理が始まる前の1、2週間前から、イライラする・攻撃的になる・乳房が張って痛む・お腹が張る・むくみ等様々な不快な症状が起こり、生理が始まるのとほぼ同時に収まるこれらの症状をまとめて月経前症候群(PMS)と呼んでいます。PMSの症状は先に上げたものの他、腰痛や腹痛、貧血やめまい、肌荒れやニキビ、鬱状態、集中できない、不眠等非常に多く、その数は200以上にものぼると言われています。PMSの原因はまだはっきりと解明されていませんが、発症する時期には黄体ホルモンが増加し、逆に症状が収まる時期にはそれが減ることから、こうしたホルモンバランスの崩れが関係しているのではと考えられています。ある調査によると、PMSの症状を感じると答えた人は約9割もの数にのぼると報告されていますが、ただし症状の重さには個人差があり、ほとんど問題のない人から日常生活に支障をきたす人まで様々です。この個人差はもって生まれた体質が大きいとされますが、ただPMSは精神的な影響も大きいとされ、ストレスが大きい人や日頃我慢する傾向がある人はPMSの症状が重くなりがちという特徴があると言われています。

改善するには

PMSの症状を改善するには、まずはストレスをやわらげ気持ちを安定させることが一番と言われています。マッサージやアロマテラピー、岩盤浴など自分に合ったリラックス方法を見つけることが効果的です。また、睡眠不足や過度の飲酒などの食生活の乱れは悪化を招くとされているため、日常生活を正すことも大切です。しかし、症状が重い場合はこうしたセルフケアだけでは対処できないことも多いようです。その場合はムリをせず、婦人科や心療内科など専門の医療機関を受診することが推奨されています。専門の医療機関では、症状に合わせた対処療法を行っています。たとえば、イライラなど精神的症状には向精神薬を、腰痛等の痛みには鎮静剤などが処方されます。また、症状が多岐にわたっている場合には、ピルでホルモンバランスを改善する治療を行っています。この他、症状と体質に合わせた漢方による治療も行われており、こちらは副作用の心配があまりないことから安心感があると評価が高く人気です。さらに、ここ最近人気急上昇なのがサプリメントを利用した改善法です。PMSの原因には、鉄やマグネシウム、カルシウムといったミネラルの欠乏が指摘されています。そこで、これらのミネラルや貧血防止に効くといわれるビタミン類を取ることが推奨されているのです。