PMSを知って症状改善に役立てよう【日常生活から正す治療】

女性

女性特有の体調不調

ナース

要因は女性ホルモン

女性特有の月経時にPMSの症状に悩ませられる人がいます。人によって症状や軽さは様々ですが、200種類以上の症状が出ることが特徴です。身体的や精神的に不調を訴えるのが症状の特徴で、身体的なものであれば、疲れやだるさ、体重増加や肌荒れ、下腹部のはりやむくみなどが生じます。精神的には、イライラしたり怒りっぽくなる、情緒不安定になったり、落ち着かない、集中できないなどの症状が出ます。その発生要因は、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの急激な変動によって引き起こされるといわれているのが有力な要因説ですが、具体的な原因の解明には至っていません。女性ホルモンの変動が大きいのは、生理が始まる二週間前です。この変動が大きければより大きいPMSの症状を引き起こし、少なければ軽い症状で収まります。ホルモンの働きで水分を体外に排出しにくくなるとむくみなどの原因になりますし、脳内のセロトニン物質が低下すると、精神的症状を引き起こす要因となりうるのです。

似ているが異なる病気

症状が月経周期に伴う症状はPMSだけではありません。PMSと勘違いされやすいケースもあるため注意が必要です。月経困難症は生理中に腹痛が襲う症状で、寝込んでしまうほどです。下痢や吐き気など日常生活に影響を及ぼすほどの不調を感じることも多いのが特徴ですが、生理中に起こる症状であり、PMSとは異なっています。月経前不快気分障害はPMSの中でも精神的に病むものであり、自制が困難になり日常生活に支障が発生するほど深刻な場合もあります。これはPMDDと呼ばれております。女性の10%はかかるといわれているほどメジャーなものですが、これもPMSとは区別されます。そして更年期障害です。45歳を過ぎた女性に多く見られる症状で、PMSとよく似た症状が発生します。発生年代がPMSは20代から30代に多く見られるのに対し、更年期障害は45歳過ぎから55歳ころまでに多く見られる症状です。PMSは年齢を重ねると軽度になるといわれていることもあり、この二つは異なるものなどです。